奈良県奈良市で開催される奈良マラソンは12月に開催される関西の人気マラソン大会です。
奈良という土地柄、盆地でアップダウンの多い決して楽ではない難コースですが一年の締めの最終レースとして挑戦するランナーが多く人気殺到のフルマラソン大会です。
硬派なイメージの奈良マラソンですがコース設計は素晴らしく、仮装ランナーも多いお祭り気分の大会でもあります。
目次
奈良マラソンの開催時期は?エントリー開始はいつ?参加費、参加賞は?
奈良マラソンの開催は例年12月となっています。
奈良マラソンのエントリーについて
奈良マラソンにエントリーする方法は以下の方法があります。
- 奈良県民枠(先着)
- 一般枠(先着)
- 専用払込用紙による申込(抽選)
奈良マラソンは関西の人気レースのなかでは珍しい先着順のエントリーとなっています。
一年の締めとして奈良マラソンを選ぶ関西のランナーは多くエントリー合戦は必至です。
ちなみに2017年大会のエントリー一般枠ですがエントリー開始からわずか38分でフルマラソン9,000人が埋まってしまいました。
しかもインターネット受付特有の申込ページにアクセスできないなどの混乱も生じるため、エントリー合戦は覚悟が必要です。
奈良マラソンの参加費用は?
- フルマラソン:8,200円
- 10㎞:4,100円
- 3㎞:1,500円
奈良マラソンの参加賞は?
- オリジナルTシャツ(マラソン、10㎞)
- 完走メダル(マラソンのみ)
- 完走タオル(マラソンのみ)
- フェイスタオル(3㎞のみ)
奈良マラソンの参加賞Tシャツはインターネット上の口コミでもデザインがかっこいいと好評ですね。
奈良らしい鹿とスニーカーの融合デザインと、バックプリントデザインも各方位の守り神である四神をモチーフとしたイラストがシリーズ化しています。
- 2015年が青龍
- 2016年が白虎
2017年は玄武か朱雀どちらかでしょうね!
また完走メダルも古都である奈良をイメージした素敵なデザインです。
これこそご当地マラソンという味がありますね。
今年の奈良マラソンの完走メダル
カッコイイ!!!
Tシャツは仏像系できてほしかったから残念、、。#奈良マラソン #チームヒノデ #かき氷 pic.twitter.com/oRJFPUwKo0— 奈良の氷屋ヒノデさん 日乃出製氷 (@nara_no_kooriya) 2016年12月14日
今年の奈良マラソンのTシャツ
後ろが和でいい感じ! pic.twitter.com/emmBbYaUR3— *yuka* (@yuk_0407) 2016年12月10日
#奈良
2015年、奈良マラソンTシャツは青龍でございます!白地に青緑の青龍。特にどこかの壁画からというわけではなく、奈良の都を護ってきた青龍、ということのようです。柄は背中面。 pic.twitter.com/CTPG8YUOpa— 興福寺カタチづくる部材 (@BuzaiKohfukuji) 2015年12月12日
奈良マラソン会場周辺の宿泊先やホテルはある?
奈良マラソンは事前にゼッケン配布ではなく、前日に配布となっているため遠方からの参戦の場合は宿泊先が必要です。
また大会当日の朝にじっくりと準備したい方は会場までの送迎バスが利用できる近鉄高の原駅とJR奈良駅周辺にホテルをとるのが便利です。
ホテル探しで便利なのが駅名や土地名などで検索できる楽天トラベルが便利です。
例えばJR奈良駅で検索すると空き室のあるホテルとインターネット上での最安値が一度でわかるので特に急いでいるときなど便利だし、じっくり見たいときにはホテルの口コミ情報ももちろんみれるのでホテル探しで失敗することがなくなるといえます。
奈良マラソンは初心者でも大丈夫?制限時間はきびしい?
奈良マラソンの制限時間は6時間です。
タイムだけでみれば初心者ランナーさんでも完走は可能に見えますが、奈良マラソンはアップダウンが結構ありコース自体が中級者よりのコースとなっているため最低限でもハーフマラソンは余裕をもって完走できるぐらいの走力が欲しいです。
だけどアップダウンなどの坂練習を頑張ってきたという自信があれば制限時間自体はそこまで厳しいものではないので挑戦することもおすすめしたいです。
とくに近隣の方や関西方面のランナーだと参加しやすいので挑戦してみてください。
完走できればかなり自信がつくコースといえるでしょう。
奈良マラソンの特徴・コース攻略
奈良マラソンのコースの特徴は奈良の観光も一緒に出来る見どころの多いマラソンコースです。
また京都マラソン同様に、比較的大通りを走るため地元の方々の応援だけでなく、奈良に観光に来た方や外国人の観光客からも応援が受けられるという面白い体験ができます。
奈良の雰囲気が好きな方や旅ラン、観光ランが大好きな方にはたまらないコース設定です。
毎年、カメラをもって撮影しながら走るランナーも多いのが特徴です。
奈良マラソンは古都ならの穏やかな街並みを走るというイメージとは正反対にかなり激しいアップダウンが続く、難コースとしても有名です。
前半でゆっくりと距離を踏んでいくと中盤からの激しい坂で足が止まってしまうことも考えられるためペース配分がとても難しいといえます。
また制限時間との戦いでもあり、走り慣れていないランナーの場合だと全部で9か所ある関門でレース終了となる可能性もあります。
ベテランランナーでも調整ミスやペース配分の失敗で脱落してしまうことがある奈良マラソンだけにある程度の予測趣味レーションはしておいたほうがいいでしょう。
ペース配分を考えておくだけでもずいぶん違いますよ。
奈良マラソンに参加したランナーからの口コミ
旅ラン好き、奈良好きなら練習してでも走った方がいい。
ただしコースはきつい。日本で一番きついと呼ばれるいびがわマラソンと同等またはそれ以上!
しっかりと事前に奈良マラソンの攻略を用意しておくのをおすすめします。
実際に参加してみましたが硬派なイメージを払いのけるお祭り気分の大会。
「絶対に完走!」なランナーも、「楽しくリタイヤでもいいじゃん」というランナーもいて奈良マラソンのイメージが変わりました。
また仮装ランナーも多くて鹿系、サンタ系が目立ってました。
これだけ歴史遺産という見どころ満載なコース設計はご当地マラソンという感じで今後のお手本になってもらいたい大会です。
まとめ
制限時間は6時間ですがハードなコースでマラソン初心者さんはそれなりに練習をしてくる必要がありますが、みどころ満載なレースで参加したランナーの満足度や良い口コミが目立ってます。
もし参加してみたいけど自信がないという場合には10㎞の部でもいいと思います。
意外にも仮装ランナーも多いのが特徴です。
10㎞の部であれば参加賞のTシャツもいただけるのでデザインが好評なだけに記念として一枚持つか、練習用のウェアに使うのもいいですね。
これだけエントリー合戦が激しい大会なだけに知っている人からすれば羨ましがられます。
奈良の魅力がつまった奈良マラソンぜひ参加してみてほしい大会だと言えます。