「君よ、勝田の風になれ。」
茨城県ひたちなか市で開催が60回を超える歴史ある老舗大会ともいえる勝田全国マラソン。
参加者25,000人という大規模な大会ではありますが、ベテランから初心者、そして仮装ランナーまで幅広いランナーで盛り上がるマラソン大会です。
硬派なイメージのある大会ですが、参加費用も安く沿道の応援も温かくアットホームな雰囲気という口コミが多いマラソン大会です。
目次
勝田全国マラソンの開催時期は?エントリー開始はいつ?参加費、参加賞は?
勝田全国マラソンは毎年1月に開催されるマラソン大会です。
勝田全国マラソンのエントリー開始時期は?
勝田全国マラソンのエントリーは一般申し込みとひたちなか市対象の先行申し込みがあります。
- 先行申し込み:9月下旬から1週間
- 一般申し込み:10月中旬から2週間
勝田全国マラソンのエントリーは一般で2週間という短い期間ですが、実際のところエントリー締め切りまでに参加枠が埋まってしまう人気大会です。
参加を検討している間に満席となって参加できないのはとても残念なので参加エントリーはできれば当日にしておくことをオススメします。
また詳細につきましては大会ホームページをご参照下さい。
勝田全国マラソンのエントリー費用は?
- フルマラソン:6,000円(高校生3,000円)
- 10㎞:4,000円(高校生3,000円)
フルマラソンの大会で参加費用が6,000円というのはかなりリーズナブルな大会です。
参加賞もありますのでコストパフォーマンスが高いマラソン大会ではないでしょうか?
勝田全国マラソンの参加賞は?
- 大会オリジナル長袖Tシャツ
- 完走いも(乾燥いも)
- オリジナルRSタグ(返却不要)
- 記録証
- その他、甘酒や抽選会などのサービスあり
全国的にも安いマラソン大会ですが、参加賞やサービスも豊富です。
勝田全国マラソンに参加できなかったので参加賞Tシャツの着払い郵送をお願いしていたのだが、まさか完走いもまで送ってくれるとは…。
事務局さん、ありがとう。おいしくいただきます。 pic.twitter.com/aqYBJEZOVb— かき (@vkakiv) 2017年2月9日
勝田全国マラソン事務局さんに頼んでた参加賞(参加してないけど)のTシャツと完走いもが届いた。
オレンジ派手でいいやね。 pic.twitter.com/AgMaiHVawF— ななつき@12/10奈良マラソン(F) (@nanatsuki13) 2016年2月17日
勝田全国マラソン、3時間13分でフィニッシュ。気象条件も体調も良かったから3時間10分切りを狙ってずっと4分半で走ってたけどラスト5kmで足が売り切れて撃沈。
沿道の皆さん、熱烈な応援ありがとうございました!甘酒美味しかった♪ pic.twitter.com/6RiSK2Bebd— Iker/イケル (@ike_ru) 2016年1月31日
勝田全国マラソン会場周辺の宿泊先やホテルはある?
勝田全国マラソンは事前にゼッケン配布ですが遠方からの参加であったり大会当日の朝にじっくりと準備したい方は会場まで近くて無料シャトルバスが利用できるJR常磐線勝田駅周辺にホテルをとるのが便利です。
ホテル探しで便利なのが駅名や土地名などで無料で検索できる楽天トラベルが便利です。
例えばJR常磐線勝田駅で検索すると空き室のあるホテルとインターネット上での最安値が一度でわかるので特に急いでいるときなど便利だし、じっくり見たいときにはホテルの口コミ情報ももちろんみれるのでホテル探しで失敗することがなくなるといえます。
勝田全国マラソンは初心者でも大丈夫?制限時間はきびしい?
勝田全国マラソンの制限時間は6時間です。
マラソンの全国的な大会でも平均的な制限時間といえます。
単純計算で1㎞あたり8分30秒程度で走ることができれば完走は可能です。
目安としてはハーフマラソンが2時間30分程度(1㎞7分)で走ることができる走力があれば後半は走ったり、歩いたりの連続でも完走は可能であるといえます。
まったく練習をしていないというのはさすがに難しいとは思いますが、ハーフマラソンだと2~3か月練習すれば走れるようになるため6時間という制限時間にびっくりすることなく参加することをオススメします。
逆に勝田全国マラソンを完走できれば他の6時間制限の大会でも完走できる走力があるということになります。
勝田全国マラソンの特徴・コース攻略
スタート地点の表町商店から勝田の市街地をぬけて郊外方面を走り戻ってくるという周回コース。
ひたちなか市と東海村を出入りするおもしろいコースになっています。
スタート地点はやや入り組んだつくりとなっておりもともと混雑しやすい上にコースの狭さもあり序盤からペースを崩しやすい傾向にあります。
ただし混雑もしばらくするとペースの分散とともに緩和するので、この序盤で焦っていつも以上のペースで走ることの内容に注意したいものです。
高低差を見ても13㎞地点に大きな坂があるように見えますが、実際のところ20m程度の高低差ですのでそこまで心配する坂ではありません。
むしろ後半30㎞以降から小さいアップダウンが連続して続くために苦労しそうです。
しかしながら基本的には走りやすいコースでコース後半で安易度が上がるマラソン大会にふさわしいコース設計ですので前半で貯金を作ることで後半に生かせそうです。
またコース前半は太平洋に近いため風の影響を受けやすいです。
ですので風対策と寒さ対策はやっておくことをオススメします。
勝田全国マラソンに参加したランナーからの口コミ
硬派な大会だと思っていましたが、沿道の応援やサポートなど街を挙げての大会でしかも安く素晴らしい大会だと思っています。
年々参加者も増えてきて速い人もいれば私のように遅い人もいますが、どんなランナーにも温かなサポートをしてもらえるのがとてもありがたいです。
ランナーのレベル差はありますが初心者でもけっして無理ではない6時間という制限時間に加えて沿道の皆さんやボランティアスタッフのみなさんの温かい応援に背中を押されます。
特に沿道の皆様も手慣れたものでコースのつらいところで特に応援が熱かったり、ランナーが歩くポイントで檄を入れてくれたりと一緒に盛り上げてくださいます。
これだけ続いている老舗大会というのも素晴らしいし、参加費用やサービスも含めて今後もこのスタイルを続けてほしい大会です。
まとめ
歴史ある大会ですがアットホームな雰囲気と街を挙げての盛り上げで参加したランナーが口をそろえてまた参加したいという勝田全国マラソンですがこれだけ人気になるのも運営さんの努力もあるでしょう。
少し硬派な大会のイメージもありますが参加ランナーのレベルもそれぞれでけっして初心者お断りの大会ではありません。
制限時間は6時間ですが、参加費用も安く大会自体も盛り上がっていて25,000人という規模の大会なので練習を頑張って参加してみることをオススメします。
前夜祭の企画もありますので遠方からの前泊で参加するランナーさんも楽しい1日を過ごせるはずです。