なぜかマラソンのエイドステーションや参加賞などでバナナを配布しているんだけど、なぜいつもバナナなんだろう?と思いませんか?
私だけか?(笑)
確かにバナナは栄養的にいいとは聞くけど、マラソンとどういう関係があるのかについてまとめました。
本当に効果があれば積極的に摂りたいですよね。
目次
バナナの栄養素は?ランナーにとっていい?
バナナの栄養素について紹介します。
カロリー:86kcal
タンパク質:1.1g
カリウム:360mg
マグネシウム:32mg
ビタミンB1:0.05mg
ビタミンB2:0.04mg
ビタミンB6:0.38mg
ナイアシン:0.7mg
葉酸:26㎍
食物繊維:1.1g
ポリフェノール:1.1g
セロトニン:10mg
このほかにはクエン酸なども少量、含まれています。
バナナはマラソンにどのような効果がある?
バナナを食べることでマラソンにどのような効果があるのかについてお話します。
バナナの栄養成分をみると、たくさんの栄養素が入っていることに気づかれると思います。
例えば1本あたりのカロリーも、お茶碗半分程度のごはんと同じ量なのでレース中盤以降のエネルギーと変化します。
とくにバナナは消化もよいため早い段階でエネルギーに代わることからマラソンのエイドなどで利用されていると考えられます。
足の攣り、痙攣を予防する
バナナに含まれるカリウムとマグネシウムがランナーにとってありがたい成分です。
このカリウムとマグネシウムは別名「ミネラル」と呼ばれ汗にふくまれる成分です。
ランニングで大汗をかいたり、水分補給をせずに運動を続けていくとミネラルが不足します。
このミネラルは筋肉の収縮する活動を助ける成分で、不足することで足がつったり、痙攣となる原因になってしまいます。
カリウムは野菜や果物に多く含まれます。
マグネシウムはごまや海藻、大豆、魚類、バナナに含まれています。
ランニング中によく足をつる、痙攣するという場合はこのミネラルが不足しているかもしれません。
マラソン大会中のエイドでバナナを見かけたら積極的にいただきましょう。
また足つりや痙攣予防でランナーに人気のサプリもあるため、レース前は出来れば食べたくないという方にはこちらのほうをオススメします。
疲労を回復する効果がある
バナナに含まれるビタミンB1,ビタミンB6、そしてクエン酸には疲労回復効果があります。
血流がよくなり、疲労回復しやすくなるためマラソンでより有利となります。
またビタミンB6はタンパク質の代謝をよくするため、マラソン中に痛んだ筋肉をよりはやく修復することができます。
ランナーに人気のマラソン中や練習中に使用するアイテムで同様の効果が期待できる商品もあります。
マラソン中のバナナの上手な食べ方は?
ランナーにとってありがたい効果のあるバナナですが、とくにマラソンレース前に食べる場合、知っておくべきことがあります。
それは、バナナの消化時間です。
バナナは比較的消化のいい食べ物ですが、食物繊維も豊富なため食べてすぐ栄養にかわるものではありません。
例えば、バナナ1本を食べて消化する時間は1時間から1時間半程度を考えておくべきです。
レース直前に食べると胃の中で動きがきになったり、気分がわるくなることもありますので逆算して食べるようにしましょう。
また小分けにして少しづつ食べるというのも消化にいいため、当日の予定にいれておくべきです。