「ランニングをはじめてからめまいがする。」
「ちょっと貧血気味になった。」
と感じていませんか?
あまりランニングと貧血って関係がないようにみえますが実はランナーに起こりやすい内科的疾患なんですね。
ではなぜ貧血になるのか?
もし貧血だったらどうしたらいいのか?
ランニングをやめないといけないのか?についてお話します。
なんとなく貧血かも?と思う方は悪化しないためにも読み進めてください。
目次
なぜランナーに貧血が多いのか?
「走っているだけなのになんで貧血になるの?」って疑問ありませんか?
実は私も走りだしてからめまいが軽くあり、いわゆる立ち眩みに悩んでいました。
そこでたまたま会社の健康診断で採血を取ってみると、赤血球と、ヘモグロビンの値が悪かったんですね。
私の場合は運がよくて、診ていただいたお医者さんから「走っている人に貧血が多い」という話を聞いて思わず「なんで?なんで?」とじっくりと聞いてきました。
そこで教えてもらった「なぜランナーに貧血で悩む人が多いのか?」についてお話ししましょう。
走ることで赤血球がつぶされる
私たちはランニングで一歩ずつ着地をして走っていきますよね。
この着地時にかかとにかかる衝撃が結構なもので体重の3倍かかってしまうとのことです。
この着地時の衝撃でかかとの血管や毛細血管にある赤血球が壊されてしまうのです。
その壊れた赤血球が積み重なって基準値の赤血球量やヘモグロビンの値が低下してしまいます。
そうなると症状として貧血症状などでめまいや立ち眩み、気分不良などが出てきやすいのです。
もし貧血の場合、走らないほうがいいのか?
ほとんどのランナーが自分が貧血とはなかなか気づかず、日常生活のなかで「なんとなく変だな?」と思うことが多いため貧血といっても軽度で重症な症状ではありません。
ただし感じ方は個人で全く違うため、調子が思わしくないと感じた時にはいったん走るのを休むのがいいですね。
または採血などで医学的データにてチェックしてもらうことをおすすめします。
極端な話ですが、貧血になったからといってランニングやマラソンを引退するような必要性はありません。
以下で貧血に対する対処法について解説しますので日ごろの生活に取り入れてみてください。
貧血になったときの対処法
一番いいのは病院などで採血をとって貧血かどうかのデータをとることです。
ただし、忙しくて病院に行けない場合などは貧血を改善する食習慣を見直しましょう。
難しいことは何一つありませんので安心してください。
貧血を改善する食事を見直す
- レバー、豚もも肉
- ひじき、さつまいも、オレンジ、メロン
- 牛乳、大豆、卵
- カキ、カツオ、貝類、マグロ、アナゴ、イワシ、鮭
- ほうれん草、ブロッコリー、小松菜
貧血の予防になる鉄分の多い食品を紹介しました。
日常的にこれらの食品を含んだたべものを摂るようにまず心掛けたいものです。
レバーなどは有名ですが、どちらかといえば青魚のほうが鉄分含有量が多いので魚類を中心とした食事にすることをオススメします。
でも最近ってレバーとか食べる機会が減りましたよね。
そんな場合には青野菜にも鉄分が多いので積極的に食べましょう。
病院などで貧血を治療する方法は?
病院で貧血と診断された場合には治療が始まります。
だいたい方法は2種類でお薬として「鉄剤」を処方されるのがメインです。
場合によっては鉄材の注射という方法もあります。
病院で治療をする場合には診察費用、薬代、そして待ち時間が結構かかってしまうのが痛いところです。
サプリは効果があるの?
日ごろからサプリを利用されている方や、簡単手軽に摂れることからサプリに興味があるかたもおられるでしょう。
そういう場合に選ぶポイントとして、鉄だけでなくビタミンも含まれるサプリを選ぶべきです。
なぜなら赤血球を作る効果があるのはビタミンB12で、鉄の吸収を手助けするのはビタミンCなどとなっています。
ただ鉄分だけを摂ったらいいというものではないのでサプリを選ぶ場合には少し注意してくださいね。
ちなみに紹介しているサプリは私も愛用しています。
成分いっぱいでしかも安いのでコスパ重視の方には満足できるサプリだといえます。